日本は、戦後、自動車の数が急激に増え、現在でも自動車を運転する人が多いです。冬になると、ガラスが曇って困ることがあります。寒いのに、ガラスの曇りを取るために手間がかかるため、悩んでいる人は少なくありません。夜になると、空気が一気に冷え込み、空気中の水分が様々なものの表面で凍ってしまい、路面が凍結したり、霜が観察されたりします。
自動車のフロントガラスも例外ではなく、0度以下になって空気中の水分が触れると、凍結が起こってしまうのです。冷気によって、空気中の水蒸気が凍り付くと、細かな氷が空から降ってきて、ガラスの上で結晶化して、霜になります。自動車のガラスに霜が出ると、そのあま自動車を運転することはできません。自動車のフロントガラスが凍ってしまった時の対処法を知っていると、いざという時に便利です。フロントガラスが凍っているのを見ても、熱湯をかけるのは厳禁です。耐熱仕様ではないガラスのコップに熱湯を入れると、割れてしまうことがありますが、その状態と同じで、フロントガラスに傷があると、温度差によって傷の部分から亀裂が入ることもあり、危険です。ですから、熱湯ではなく、ぬるま湯か常温の水をかけます。
ぬるま湯をかけてふき取る人は、結構多いです。常温の水であっても、十分に氷を溶かすことはできます。ただ、水の量が少ない場合は、再凍結することがあり、再凍結すると二度手間になってしまうので、たっぷりの量をかけて素早く霜を溶かしてしまうことが大事です。氷を溶かしても、寒さが厳しい日はワイパーが動かなくなることもあるので、事前にワイパーを作動させておくことも大事です。霜対策に効果的な物として知られているのが、スクレイパーです。ガラスの霜をこするだけで、きれいに取れるので、とても便利です。